『固める技術が日本の安全を守り抜く』
- 短期間に長期の安全性を持った構造物を叶える -
道路や建築物に使われているコンクリートの経年劣化、廃棄物の安全な保管、、、
「安全」に対する様々な問題が社会問題化しています。
これからの私たちの“暮らし”にかかわる脅威の排除に向けて「長期間の安全性確保」のためにアカデミアが立ち上がりました。
本セミナーでは球状コンクリーション研究の概要をご説明するとともに、本研究によってかなえる安全な未来についてトークを交えてお送りいたします。
お願い
●視聴後アンケート
今後のMEBINAR運営の参考のために視聴後アンケートに是非ご協力ください!
※ライブ配信終了時、お申込みいただいた方宛にメールにてご案内申し上げます。
配信内容
配信日時:2022年5月31日(火)18時スタート、19時30分頃終了予定
配信手法:配信サービス「Vimeo」を利用したライブ配信
<当日の流れ>
1. オープニング(約5分)
2. パネラー報告(約20分)
「球状コンクリーションの理解と応用 :次世代長期シーリング素材としての活用」
<登壇者>吉田 英一
(10分休憩)
3. トークセッション「シーリングに革命を起こせ!」(約50分)
※申込み時や当日のチャットでいただいた皆さんからのご質問への回答も交えさせていただきます。
視聴参加のお申込みはこちらのフォームからお願いいたします。
本シリーズは終了いたしました。
プログラム詳細
プログラム①:球状コンクリーションの理解と応用 :次世代長期シーリング素材としての活用
<登壇者>
吉田 英一(名古屋大学博物館 館長 : 応用地質学)
<内 容>
化石を長期に渡って風化や変質作用から守っている「球状コンクリーション」という現象は、形成に数十万~数百年はかかると考えられていました。 しかし、その形成速度が数か月から数年程度という非常に速い速度で成長することを解明しました。この仕組みを、トンネルなどの地下構造物の劣化防止技術のほか、数万年以上に渡って、地下で隔離することが求められる放射性廃棄物の地下処分などに応用するための技術開発を進めています。
今回は、球状コンクリーションの紹介と現在開発している技術の最前線を紹介を致します。
プログラム②:トークセッション「シーリングに革命を起こせ!」
<パネラー>
・吉田 英一(名古屋大学博物館 館長 : 応用地質学)
・刈茅 孝一(積水化学工業株式会社)
<内 容>
球状コンクリーションの仕組みを社会に活かすため、研究や技術開発の点で協力関係にある積水化学工業の刈茅さんをお迎えし、アカデミアとのコラボレーションに至った経緯や、本研究・技術が作る未来についてトークセッションをさせていただきます。
吉田 英一氏プロフィール
名古屋大学博物館 館長 : 応用地質学
2007年名古屋大学博物館准教授(大学院環境学研究科兼任)、2010年同教授 2020年より現職。
全国大学博物館等協議会会長、日本博物科学会会長、応用地質学会理事、資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会(放射性廃棄物)委員などを歴任。
刈茅 孝一氏プロフィール
積水化学工業株式会社 環境・ライフラインカンパニー 総合研究所 部長
1985年に中央研究所に入社以来、企画から基礎研究、製品開発、事業まで幅広い職務を経験。専門は複合材料(FRP)。コンクリート診断士。
2000年代は廃棄木材のリサイクル、間伐材の有効活用、木材成分からなる接着剤の環境貢献新事業にチャレンジ。
2013年からはインフラ構造物の老朽化対策を研究、積極的に大学、企業と診断・材料・施工技術の共同開発を推進し、2017年にはインフラガード製品群として販売開始。
視聴参加のお申し込み
本ウェビナーは2022年5月31日(火)18時より開始させていただきます。
ぜひこちらのフォームから視聴参加をお申し込みください。
本シリーズは終了いたしました。
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