世界を変える分子研究の最前線
-分子で解き明かす!生物が持つ時計と寄生の謎-
1ミリの1000万分の1の世界へようこそ!
わたしたちの身近にある物質は、分子の構造を変えるだけで性質や機能が大きく変化し、社会を変えてしまうほどの無限の可能性を秘めています。
こうしている今も、分子は世界的な食料問題や環境問題の解決、医療技術の発展に貢献しながら、科学技術のあり方までも変えています。
本シリーズでは、“融合研究”を合言葉に世界のトップを走る名古屋大学のトランスフォーマティブ生命分子研究所(以下「ITbM」)の研究者にフィーチャーし、「概日時計」「植物時計」「寄生植物の防除」に関する最先端の研究知見をご紹介いたします。
体内リズムと病気の治療?植物にも時計があるの?年間1兆円の経済損失を分子でどう防ぐ?
生物が持つ様々な謎を解き明かすことで見えてくる、私たちの新たな未来にご招待します。
お願い
●視聴後アンケート
今後のMEBINAR運営の参考のために視聴後アンケートに是非ご協力ください!
本ページ下部や動画視聴ページにリンクがございます。
※3本視聴することが必須ではございません。
1本や2本で視聴を終えられる方はその時点でご回答にご協力いただけますと幸いです。
●ITbMへの寄附に関する資料のお申し込み
ITbMへのご寄附に関する資料も本ページ下部や動画視聴ページにリンクがございますので
是非お願いいたします。
Day1 – 体内時計の謎- 生物が時間をはかる仕組みに迫る
<登壇者>
廣田 毅(ITbM特任准教授)
<内 容>
朝おきて夜眠るなど、私たちの体は一日周期のリズムを示し、これを支配するのが概日時計です。私たちは、概日時計がどのように一日の時間をはかるのか、という謎に取り組んでいます。時計のスピードを変えるような新しい分子を見出し、それがどのようにタンパク質の機能を変化させるのかを明らかにしています。さらに、これらの独自の分子を病気の治療に応用することを目指しています。
Day2 - 植物時計の謎- 育種の歴史に学び、未来に提案する
<登壇者>
中道 範人(生命農学研究科教授、ITbM連携研究者)
<内 容>
長い歴史の中で、人類は穀物の花成時期を変更し、栽培時期や栽培地域の拡大を達成してきました。この花成時期の調節に時計遺伝子の変異が関わることが分かってきました。私たちは、植物時計を調節する分子を発見・改良し、その作用を探ることで新たな時計遺伝子を見出しています。将来的には、栽培時期や地域の拡大に資する基盤技術を提案し、地球温暖化への適応策につなげたいと考えています。
Day3 - 寄生植物の謎- 魔女の雑草からアフリカを守る分子技術
<登壇者>
土屋 雄一朗(ITbM特任教授)
<内 容>
アフリカ諸国が深刻な食糧問題を抱えていることはよく知られていますが、その根源の一つが、別名「魔女の雑草」と呼ばれる寄生植物のストライガによる被害であることはあまり知られていません。私たちは、分子の力でストライガの寄生能力を可視化し、その知見をもとにストライガを防除する分子技術の開発を目指しています。
●視聴後アンケート
シリーズ『世界を変える分子研究の最前線』の動画について皆様の視聴し終わったタイミングで
結構でございますので、今後のMEBINAR企画をより良いものとするために視聴後アンケートに
是非ご協力ください!
※3本視聴することが必須ではございません。
1本や2本で視聴を終えられる方はその時点でご回答にご協力いただけますと幸いです。
●ITbMへの寄附や資料請求に関するお申し込み
ITbMではご寄附のお願いをしております。
詳しい資料やご案内をさせていただきますので、ご寄附にご関心をお持ちの方は以下のフォームから
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